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【ミャンマー】りそなHD、アペックス銀と顧客支援強化[金融](2019/06/05)

ミャンマーの顧客企業などから約120人が参加した交流会であいさつする、りそなHDの東社長=3日、ヤンゴン(NNA)

ミャンマーの顧客企業などから約120人が参加した交流会であいさつする、りそなHDの東社長=3日、ヤンゴン(NNA)

りそなホールディングス(HD)の東和浩社長は3日、ミャンマーの最大都市ヤンゴンで開いた顧客交流会で、提携先のミャンマー・アペックス銀行とともに、同国に進出する日系企業の支援をいっそう強める方針を示した。

ミャンマーでの顧客交流会は2017年に続く2回目。製造、建設、サービス、保険などさまざまな分野から、前回の約2倍にあたる約80社・120人余りの参加があった。東社長は、日本が官民で支援するティラワ経済特区(SEZ)のインフラ改善状況などに触れ、「両国の交流が深まっていると感じる。ミャンマー・アペックス銀行と協力して日系企業の発展に力を尽くしたい」と語った。

ミャンマー・アペックス銀行のチョ・ニー・キン最高事業責任者(CBO)は「弊行の顧客の多くが、りそなHDの顧客とのビジネス関係を深めたいと願っている」と述べ、良好な関係を生かしてミャンマーの経済界を発展させたいと強調した。

ミャンマー・アペックス銀行は大手財閥エデン・グループ傘下で、10年7月にヤンゴンで設立した。りそなHDは14年に同行と業務提携し、ジャパンデスクを開設。現在は酒井諭宇氏が常駐している。

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