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【カンボジア】リネット、地場エリン買収で中銀の承認得る[金融](2019/06/12)

古本販売や小型家電のリサイクルなどを手掛けるリネットジャパングループ(愛知県名古屋市)は7日、先に発表していたカンボジアのリース会社エリン・リーシングの買収について、カンボジア中央銀行の承認を得たと発表した。

リネットジャパンは2018年8月、インターネット証券などを手掛けるSBIホールディングスと提携して、エリン・リーシングの株式を取得することで3社が合意し、中銀への申請手続きを開始したと発表していた。

出資比率は、リネットジャパンが51%、SBIホールディングスが49%。8月までにエリン・リーシングの個人株主3人からの、株式の取得を終える見込み。同月中に、自動車やバイク、農業機械を中心としたリース事業を始める予定だ。

リネットジャパンは17年5月、SBIホールディングスと車両リースを手掛ける合弁会社をカンボジアで設立すると発表した。しかし、リースライセンスを取得して事業を開始するまでに、相当の時間を要すると判断。ライセンスを保有するエリン・リーシングを買収する方針に転じていた。

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