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【ミャンマー】マイクロ金融の融資利率を引き下げ、政府[金融](2019/06/12)

ミャンマー政府は、マイクロファイナンス(小口金融)法で規定するマイクロファイナンス機関の融資に伴う上限年利をこれまでの30%から28%に引き下げた。5日付で通知したが、新たな金利の適用はそれに先立つ1日からだとしている。

今回の改定では同時に、融資先から担保の一部として引き受ける強制預金の金利を最低15%から14%に引き下げた。自発的な任意預金の金利は従来通り最低10%。

ミャンマー・マイクロファイナンス協会(MMFA)は、国内のマイクロファイナンス機関は改定前の融資年利をもとにした事業計画を既に策定しており、即座に対応するのは難しいと指摘。政府に対し、新たな利率を適用するまでに準備期間を設定するよう求めている。

国内では今年4月時点で、外資や国際的な非政府組織(NGO)を含む181事業者がマイクロファイナンス事業を展開している。

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