【台湾】天皇皇后即位報告会、元副総統など200人来場[社会](2019/05/27)
日本の対台湾窓口機関である日本台湾交流協会は24日、台北市内のホテルで「天皇皇后両陛下御即位報告会」を開催した。連戦・元副総統、宋楚瑜・親民党主席、王金平・前立法院長(国会議長)、張博雅・監察院長、呉ショウ燮(ショウ=金へんにりっとう)・外交部長(外相)など約200人が来場し、天皇皇后両陛下の即位を祝った。
日本台湾交流協会台北事務所の沼田幹夫代表は、天皇皇后両陛下の即位を報告するとともに、新元号「令和」の出典などを紹介。また令和時代の日台関係については、「日台関係の真価が問われる時代になる」と指摘した上で、「感染症対策や地球温暖化、海洋資源の管理などのグローバルな課題に対し、共に協力し課題解決に取り組んでいきたい」と述べた。
来賓として登壇した対日交流窓口機関、台湾日本関係協会の邱義仁会長は、「両国間の友情がますます発展し、さまざまな分野において協力・連携を強化していくことを期待している」とスピーチした。
日本台湾交流協会は2003年から18年まで、天皇誕生日祝賀レセプションを毎年開催している。