【インドネシア】ガルーダ航空が路線再編へ、ロンドン運休も[運輸](2019/05/24)

インドネシアの国営ガルーダ・インドネシア航空は、路線再編に乗り出す。昨年12月に再開したジャカルタ―英ロンドン直行便の運休を計画している他、不採算の国内路線も見直す。ジェット燃油費上昇などで運航コストの負担が増大する一方で、政府が先ごろ国内航空会社の航空運賃の上限を引き下げたことが背景にある。23日付コンタンなどが伝えた。

ロンドン便は、夏季休暇シーズンの終了後に運休する。ロンドン便は昨年10月に運休したが、12月に再開したばかりだった。

国際線はこの他、ジャカルタ―オランダ・アムステルダム線を週6便から3便に減らすことや、インド・ムンバイ―バリ島デンパサール線の運休も検討している。

国内線は、北マルク州モロタイ島や、東ヌサトゥンガラ州フローレス島マウメレ、西ヌサトゥンガラ州スンバワ島ビマ行きの各線を減便する。ガルーダ航空のピクリ取締役によると、地方の空港では燃油代が主要都市にある人気路線の発着空港に比べて大幅に高くなっている。燃油代や航空機リースにかかる付加価値税の負担も重くのしかかる。このために「特に海外の航空会社とは競争できない」(ガルーダ航空のアリ社長)状況に追い込まれている。

運輸省が今月中旬にエコノミークラスの上限運賃の水準を12~16%引き下げたことも、ガルーダ航空の財務に追い打ちを掛けている。ピクリ取締役は「運賃を15%引き下げたとして、それと同じ15%だけ乗客が増えるのであれば、路線再編を行わない可能性もある」と述べた。

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