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【ミャンマー】サムスン、スマホ市場首位の維持に自信[IT](2019/05/24)

ミャンマーのスマートフォン市場で1位を誇る韓国のサムスン電子は、今年の売上高を前年比で10%以上伸ばし、スマホ市場での首位を維持する考えを示した。タイ紙ネーション(電子版)が20日伝えた。

サムスン電子の現地法人サムスン・ミャンマーの携帯機器責任者のザルミ・ウィン・テト氏はネーションに対して「昨年は売上高が落ち込んだが、今年は10%以上の増加を見込んでいる」と話した。

サムスンは、ミャンマーのスマートフォン市場が今年、5億米ドル(約551億円)に達すると予測。各社の平均販売台数は前年比8%増加する一方で、サムスン製品は同10%増加すると強気の姿勢を見せた。同社製品は現在、ミャンマーのスマートフォン市場で4分の1以上のシェアを占めている。

一方、同氏は「サムスンは600米ドル以上の高価格スマートフォン市場では圧倒的な1位だが、100米ドル以下の低価格スマートフォンを取り扱っていないため、全体の売上高で首位を維持することは実際、容易ではない」と述べた。

サムスンは現在、北西部チン州と西部ラカイン州を除くすべての州・管区に販売・サービス拠点を設置。最大都市ヤンゴンのサービスセンターは東南アジア地域最大規模を誇り、今月には24時間体制のコールセンターも稼働した。同氏は「引き続き顧客サービスの向上に注力していく」との方針を示した。

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