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【ベトナム】三井物産、エビ生産加工ミンフーに出資[農水](2019/05/17)

三井物産は16日、ベトナムのエビ生産加工大手ミンフー・シーフードに35.1%出資すると発表した。三井物産が世界で培ってきた販売網を生かし、ミンフーの売り上げ拡大を図る。

三井物産は、2013年からミンフー傘下の加工工場の一つであるミンフー・ハウザン(MPHG)に出資し、同社の企業価値向上に貢献してきた。このほど親会社のミンフーに出資することで、これまでMPHGで実施してきた取り組みをミンフーグループ全体に展開し、売り上げ拡大を図る。また、養殖池や加工工場でのデジタル技術・人工知能(AI)の活用や、養殖池から販売までのサプライチェーンの見直し・効率化を通じて、ミンフーの一層の成長を支援する。

ミンフーはベトナム南部の2カ所に加工工場と900ヘクタールの養殖池を有し、エビ(ブラックタイガー)の養殖から加工・販売までの垂直統合事業を強みとしている。エビフライをはじめ幅広い商品ラインアップを持ち、米国や日本を中心とする約50カ国・地域に輸出。ベトナムにおけるエビ輸出シェアの約20%を有している。

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