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【マレーシア】KLの建設コスト、世界4番目の低さ[建設](2019/05/10)

マレーシアの首都クアラルンプール(KL)の建設コストが世界主要都市で4番目に低いことが、オランダの建設コンサルティング大手アルカディスの調査で分かった。KLを下回るのはインドのベンガルール、ニューデリー、ムンバイだけだった。

同調査は世界100都市を対象としたもの。最も建設コストが高いのは米ニューヨークで、以下、米サンフランシスコ、香港、デンマークのコペンハーゲンが続いた。

2018年の調査でも、KLの建設コストの低さは3番目だったが、調査対象となったのは50都市だった。今年の調査では欧州、米国の50都市が新たに加わって調査対象が増えたが、リンギ安・ドル高の影響などで結果に大差はなかった。

アルカディスはマレーシア建設業界の19年の見通しについて、大型インフラ事業の見直しなどで成長は鈍化するが、政府が低価格住宅供給事業に3億6,200万米ドル(約398億円)の予算を割り当てることから、4.7%の成長が見込めると指摘。一方、最低賃金の引き上げにより、人件費が増えるとの見通しを示した。

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