【マレーシア】ゴム手袋ハルタレガ、19年3月期4.2%増益[農水](2019/05/09)

マレーシアのゴム手袋製造大手ハルタレガ・ホールディングスは7日、2019年3月期連結決算を発表し、純利益が前年比4.2%増の4億5,573万リンギ(約121億円)、売上高が同17.6%増の28億2,788万リンギだった。ニトリルゴム(合成ゴム)手袋の販売量が前年比10.1%増と拡大したことや生産能力の増強が、2桁増収に寄与した。

通期は増収増益となったものの、四半期ベースでは振るわなかった。第4四半期(19年1~3月)連結決算は、純利益が前年同期比21.2%減の9,128万8,000リンギ、売上高が同10.9%増の6億8,389万リンギだった。

第4四半期にかけての通貨リンギ高による輸出の不振で収益が悪化した。「短期間でリンギ高に振れたため、価格転嫁への対応が遅れた」としている。人件費や電気料金の上昇、為替差損も響いた。

ただ、世界需要の成長に伴って、同社の新世代統合ゴム手袋製造施設「NGC(Next Generation Integrated Glove Manufacturing Complex)」の生産増強が順調に進んでいることを好材料に挙げた。19年7~12月に第6工場を稼働予定で、「第5、第6工場を合わせた年産能力は47億枚になる」と述べた。

一方、英国市場に投入した抗菌合成ゴム手袋(AMG)について、10カ国超から受注しており、米食品医薬品局(FDA)から医療機関向け製品として認可を受けたことも明らかにした。AMGは向こう数年内で収益の柱になるとの見方を示した。

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