【中国】1Qの消費者苦情、アフターサービスが3割[経済](2019/04/26)
中国消費者協会は23日、第1四半期(1~3月)に全国で受理した消費者からの苦情は18万9,654件だったと発表した。アフターサービスに関する苦情が全体の3割を占め、最も多かった。
消費者協会が解決した苦情は15万4,568件で、解決率は81.5%。協会の苦情処理によって救済された消費者の経済損失は3億3,730万元(約56億800万円)に上ったという。
苦情の内容を見ると、アフターサービスに関するものが最も多く、全体の32.1%に当たる6万812件だった。2位は品質に関する苦情(4万5,455件、全体の24.0%)、3位は契約関連(3万9,506件、20.8%)と続き、これら3種類で全体の4分の3以上を占めた。以下は◇虚偽広告(1万2,069件、6.4%)◇価格(7,850件、4.1%)◇安全(7,184件、3.8%)◇偽物(5,046件、2.7%)◇人格尊厳(1,335件、0.7%)◇計量(978件、0.5%)――などが続いている。
商品に関する苦情は8万2,866件で、類別では家庭用電子・電器類が全体の27.1%を占めて最も多かった。サービスに関する苦情は10万6件となり、類別では生活・社会サービス類が最大の22.9%を占めた。