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【カンボジア】報道自由度ランク、143位に後退[媒体](2019/04/22)

国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(RSF、本部パリ)によると、2019年のカンボジアの「報道の自由度ランキング」は143位と前年から1つ順位を落とした。地元有力紙が廃刊に追い込まれる一方、政府寄りのメディアが報道の中心になっているとの見方を示している。

カンボジアの順位は16年の128位から後退が続いている。19年の報道の自由度を見ると、カンボジアは東南アジア諸国の中では社会主義国のベトナム(176位)とラオス(171位)より高かったが、民主国家としては順位が低かった。

RSFは18年7月のカンボジア下院議会選挙(総選挙)を前に、有力紙カンボジア・デイリーが廃刊に追い込まれ、ほかの英字紙プノンペン・ポストもオーナーが代わるなど、政権批判が難しくなったと指摘。一方、政府寄りのメディアが台頭したと説明した。

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