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【ミャンマー】ポケモン、27日から地上波で放映[媒体](2019/04/24)

日本の人気アニメ「ポケットモンスター」が、27日からミャンマーの地上波チャンネルで初めて放送される。日本の官民ファンド「クールジャパン機構」(東京都港区)などの出資でミャンマーに設立されたドリーム・ビジョンがコンテンツを買い付け、同社が実質的に運営するミャンマー・ナショナル・テレビジョン(MNTV)で放送する。ドリーム・ビジョンは23日、番組開始を前に最大都市ヤンゴンで記者発表を行った。

日本の人気アニメ「ポケモン」が27日からMNTVで放送される=23日、ヤンゴン(NNA)

日本の人気アニメ「ポケモン」が27日からMNTVで放送される=23日、ヤンゴン(NNA)

ポケモンのアニメシリーズは、これまで160以上の国・地域で放送されているが、ミャンマーには、初上陸となる。ドリーム・ビジョンの編成局長のエインドラ・チョー氏はNNAに、「ポケモンの放送については日本人スタッフからも強い推薦があった」と説明した。また、スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」がミャンマーで人気となったことなども考慮したという。ポケモンはミャンマー語の吹き替えで、毎週土・日曜の朝8時30分~9時などに放送される。

ドリーム・ビジョンは、クールジャパン機構のほか、NHKの子会社である日本国際放送(JIB)、海外通信・放送・郵便事業支援機構(JICT)、ミャンマー地場のシュエ・タン・ルウィン・メディアなどの出資により昨年4月に発足した。日本からの輸入コンテンツに加えて、日本の番組制作ノウハウを活かした自社制作番組を、MNTVで放送している。これまでに日本の人気ドラマ「おしん」や「ドクターX」などを放映した。

エインドラ・チョー氏は、日本コンテンツの紹介などを通じて「これからも日本とミャンマーの相互理解や交流拡大を図りたい」と抱負を語っている。

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