【韓国】日韓、ブロックチェーン関連人材育成で提携[IT](2019/04/18)
IT企業のVグループ(東京都中央区)は15日、韓国の政府系機関で、ブロックチェーン(分散型台帳)関連の人材養成を担うウォルトンブロックチェーン研究教育院と業務提携を結んだ。両者は、ブロックチェーン関連の専門人材育成で協力する。
ブロックチェーンは仮想通貨の中核技術としてだけではなく、データが改ざんされにくいという特長を生かして、金融をはじめ、サイバーセキュリティーや物流システム、教育分野などでの活用が期待されている。
ウォルトンブロックチェーン研究教育院は韓国政府と協力し、向こう3年間で計210人のブロックチェーン関連人材を育成する計画を立てている。Vグループは、韓国人の専門人材を年間約50人受け入れる予定。
Vグループは、金融やゲーム、教育、ロボット関連などの100社以上を傘下に抱える。同社関係者はNNAの取材に対し、「ブロックチェーンの持つ可能性を探りながら、(人材の)受け入れ先を考えていく」とコメントした。
ウォルトンブロックチェーン研究教育院のド・サンヒョク事務総長は韓国メディアに対し「国内だけでなく、(日本を含めた)海外でもブロックチェーンの普及に向けて貢献していきたい」と話している。