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【インドネシア】近大、ウナギ養殖でジャプファ子会社と覚書[農水](2019/04/15)

水産養殖に関する協力覚書に署名した、近畿大学水産養殖種苗センターの岡田貴彦センター長(右)とSTPのアルディ社長(近畿大学提供)

水産養殖に関する協力覚書に署名した、近畿大学水産養殖種苗センターの岡田貴彦センター長(右)とSTPのアルディ社長(近畿大学提供)

近畿大学水産養殖種苗センター(和歌山県白浜町)は12日、飼料・初生びな(DOC)生産大手ジャプファ・コンフィード・インドネシアの水産子会社、スリ・タニ・プムカ(STP)と水産養殖に関する覚書(MOU)を締結した。資源枯渇が深刻なウナギを中心に、水産物の養殖技術の指導や共同研究を行う。

水産養殖センターは今後、STP社員の研修受け入れや、研究職員の派遣、STP水産研究所の設立支援などを行う計画。詳細については今後協議していく。

近畿大の担当者によると、同大が東南アジアで水産養殖に関して共同研究を行うのは、マレーシアのサバ大に続いて2カ国目。サバ大がジャプファと連携していることから、今回のSTPとの覚書締結につながったという。

STPは1986年設立。魚やエビの養殖用飼料生産を主な事業とし、5カ所の飼料工場を運営している。年産能力は計37万2,000トン。

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