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【ミャンマー】軍系野党USDP、憲法改正の大規模集会[政治](2019/04/08)

ミャンマーの軍系政党の連邦団結発展党(USDP)は2日、中部エヤワディ管区ミャナウン郡区で、憲法改正に関する大規模な集会を行った。イレブン電子版が4日伝えた。

集会には地元住民約1,200人が参加。USDPの議員らが、2008年成立の現行憲法の内容、憲法改正に関するUSDPの提案、改正を実現して国家主権を堅守する道筋などについて説明した。

USDPは、外国籍の子どもを持つ者に大統領資格がないとする憲法59条(f)項の改正反対と、大統領が管区・州首相を任命すると定めた261条の改正を訴えている。261条については「管区・州議会がそれぞれの首相を選出すべきだ」と主張、連邦議会に改正案を提出している。

59条(f)項は、与党・国民民主連盟(NLD)の党首であるアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相が、大統領に就くことを阻んでいる。NLDは今年1月、憲法の改正を審議するため、上下両院の合同委員会の設置を求める緊急動議を議会に提出。2月に、45人で構成する上下両院の合同委員会を設置した。

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