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【ミャンマー】FMI、運休航空会社の保有株を売却[運輸](2019/03/27)

ミャンマー大手財閥サージ・パン・アンド・アソシエーツ・ミャンマー(SPA)傘下、ファースト・ミャンマー・インベストメント(FMI)はこのほど、航空部門のFMIエアの保有株全てを売却したと発表した。FMIとしては航空事業から手を引き、他の事業分野への投資に資金を振り向ける。

FMIエアの株式の10%をSPAアビエーション・ホールディングス(SAH)に79億チャット(約5億7,000万円)で売却した。FMIは売却の理由として「国内航空市場の厳しい環境」を挙げた。FMIエアは2012年に最大都市ヤンゴン―首都ネピドー間のチャーター便、15年には一部国内路線で定期便の運航を開始した。しかし、客数が伸び悩み、昨年7月に定期便とチャーター便をともに運休していた。FMIは15年に、SPAの子会社であるヤンゴン・ランドにFMIエアの株式を売却し、50%だった出資比率を10%に引き下げている。

FMIの声明は、売却先のSAHの詳細については明らかにしていない。

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