【中国】鉄道事故、昨年は857人が犠牲[運輸](2019/03/26)

中国国家鉄路局は22日、2018年の鉄道安全統計を発表した。鉄道事故による死者は857人で、前年から41人(4.6%)減少した。

近年の鉄道事故による死者は14年が1,232人、15年が1,037人、16年が932人、17年が898人と減少傾向にある。18年は「特別重大事故」と「重大事故」の発生はなし。「比較的重大な事故」は1件で、前年から横ばいだった。

一方で同局は、事故につながりかねない鉄道運行環境面での問題も指摘している。沿線の安全環境では、昨年は周辺での工事の影響で線路の陥没事故が1件発生した。高速鉄道の線路では周辺からトタンや防塵ネットが飛来してくるといった問題が報告されている。ほか線路への無断侵入による事故も頻発。車両や信号といった設備の故障も多く、同局は設備とメンテナンスの質を引き上げることが必要と指摘した。

中国で営業運転している鉄道は18年末時点で13万1,000キロメートルに達し、前年末比3.1%増加した。このうち高速鉄道は2万9,000キロを占める。18年の旅客輸送量は9.4%増の延べ33億7,500万人。うち高速鉄道は18億800万人で、全体の53.6%を占めた。貨物輸送量は9.1%増の40億2,600万トンだった。

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