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【マレーシア】マレーシア航空買収、国内外の数社が関心[運輸](2019/03/22)

マレーシアのマハティール首相は20日、経営難のマレーシア航空(MAS)に対し、国内外の企業数社が買収に関心を示していることを明らかにした。地元各紙が伝えた。

MASをめぐって、マハティール首相は同日の連邦議会で「私もMASを愛している。ナショナルフラッグキャリアとして存続させたいのはやまやまだが、政府にはその余力がない」と発言。身売りや解散の可能性が浮上している。

首相は「まだ選択肢を検討中だ。買収に関心を示している企業があるのは確かで、(売却の可能性は)否定しない」と述べた。ただ、買収に関心を示している企業名は明らかにしなかった。

マハティール首相はまた、「政府は経営陣を入れ替えるかどうか、経営を縮小するのか、拡大するのかなどを検討していく」と語ったが、「60億リンギ(約1,631億円)の資金注入をし、6,000人の従業員を解雇しても、MASは以前のように飛行できていない」とも指摘した。

首相は先週、マレーシア航空の解散、売却、資金注入などの選択肢を検討しており、近く決定を下すと表明していた。

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