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【マレーシア】マレーシア人長者番付、クォック氏首位独走[経済](2019/02/26)

南洋商報はこのほど、2018年マレーシア人の富豪上位のランキングを発表した。トップはクォック・グループを率い、シンガポールや香港などを拠点にプランテーション、不動産、ホテル、物流など多彩な事業を世界規模で展開するロバート・クォック氏だった。総資産は435億9,000万リンギ(約1兆1,800億円)で、前年に続き、2位以下を大きく引き離した。

富豪上位の多くは事業を多角化し、海外に広い収益基盤を持ち、国際的に活躍していることが特徴だ。その他上位は、2位にパブリック・バンク会長のテー・ホンピオウ氏(252億8,000万リンギ、前年3位)、3位には不動産IOIプロパティーズの創業者、リー・シンチェン氏(194億3,000万リンギ、前年4位)、4位にはハップセン・グループを通じ、金融、不動産、自動車貿易などの事業を展開するラウ・チョークン氏(182億リンギ、前年6位)、5位にはカジノ経営のゲンティン・グループを率いるリム・コックタイ氏とその家族(165億6,000万リンギ、前年2位)が入った。

10位までのうち、通信、メディア、石油産業向けサービスを展開するアナンダ・クリシュナン氏が8位に入った以外、残る9人は全て華人だった。

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