【シンガポール】商船三井と地場企業、LNG燃料供給船で契約[運輸](2019/02/26)

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商船三井は25日、シンガポールのエネルギー関連企業パビリオン・エナジー傘下のパビリオン・ガスと、世界最大の燃料供給拠点である同国で運航されるアジア最大の液化天然ガス(LNG)燃料供給船の長期用船契約を締結したと発表した。

同船のLNGタンクの容量は1万2,000立方メートル。2021年前半にパビリオン・ガスに引き渡された後、シンガポールで2隻目となるLNG燃料供給船としてサービスを開始する。

国際海事機関(IMO)は、船舶の環境規制強化に伴い、船舶燃料に含まれる硫黄酸化物の比率の上限を20年1月に現在の3.5%から0.5%に引き下げる措置を発表している。対応策の一つとしてLNG燃料の導入があり、シンガポール政府はLNG燃料供給のインフラ整備に力を入れている。16年には日本政府も、シンガポールを含む7カ国と「LNGを船舶燃料として開発するための協力に関する覚書」を締結した。

商船三井も民間レベルでの協力体制を強化し、パビリオン・ガスと共に関連プロジェクトを推進。今回契約を締結したLNG燃料供給船の建造を、シンガポールの油田開発用リグ(掘削装置)大手セムコープ・マリン(セムマリン)の特殊船子会社セムコープ・マリン・スペシャライズド・シップビルディングに発注した。また船舶管理のパートナー企業として、同国の船舶燃料供給会社シナンジュ・タンカーズ・ホールディングスを起用する。

コンテナ船に燃料を提供するアジア最大のLNG燃料供給船のイメージ図(商船三井提供)

コンテナ船に燃料を提供するアジア最大のLNG燃料供給船のイメージ図(商船三井提供)

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