【マレーシア】エアアジアX、18年通期決算は赤字に転落[運輸](2019/02/25)

マレーシアの格安航空会社(LCC)エアアジアの長距離部門エアアジアXが21日発表した2018年通期(1~12月期)決算は、売上高が前年比0.4%減の45億4,445万リンギ(約1,233億円)、最終損益は3億1,270万リンギの純損失を計上した。17年通期の9,889万リンギの黒字から赤字に転落した。

第4四半期(10~12月)連結決算は、売上高が前年同期比5.9%減の11億4,808万リンギ、最終損益が9,927万リンギの純損失だった。同社は声明で、第4四半期の燃料価格が1バレル平均89米ドル(約9,853円)の水準まで上昇し、前年同期の同69米ドルから大きく上昇し、事業コストを押し上げたと説明。合弁会社への調整費に2,400万リンギかかったことも影響したと付け加えた。

第4四半期の乗客数が前年同期比3%減の149万8,618人。乗客輸送力を表す有効座席キロ(ASK)は91億6,200万キロで横ばいだった。供給座席数は2%増の191万1,767席で、ロードファクター(有償座席利用率)は78%と前年同期から5ポイント低下した。ロードファクターの低下は、日本やインドネシアで相次いだ自然災害のほか、ネパールがマレーシアへの労働者派遣を停止し、カトマンズ航路が廃止されたことが影響した。一方で、年末の休暇シーズンに向けて主要路線で供給座席数を増加させたことが響いた。

海外事業は、タイが引き続き好調で売上高が前年同期比17%増を記録。一方、インドネシアはロードファクターが4ポイント上昇したものの、ジャカルタ―成田便が運航停止したことで、搭乗者数が大きく減少した。

エアアジアXグループのナダ・ブラナシリ最高経営責任者(CEO)は「燃油価格の上昇圧力にさらされた」と述べた上で、「19年1月の予約状況は好調。今年は機材を5機増やし、うち2機は最新のエアバスA330ネオになる」と語った。

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