【ベトナム】中部国際空港、ダナン空港と友好提携[運輸](2019/02/25)
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中部国際空港(愛知県常滑市)は20日、ベトナム中部ダナン市のダナン国際空港と友好空港提携の覚書を締結した。両空港を結ぶ定期直行便の就航も目指す。
中部国際空港で開かれた覚書締結式で、同社の友添雅直社長とベトナム空港総公社(ACV)ダナン国際空港のレ・スアン・トゥン空港長が署名した。
提携内容は、「路線誘致戦略」と「旅客需要喚起」を柱とする。航空会社や旅行会社など両地域の関係団体に対し、共同で関係強化に取り組み、チャーター便の拡充や直行便の就航実現に向け、共同プロモーション活動を展開する。また、両地域における旅客需要喚起戦略の促進や、観光・ビジネス分野のプロモーションについて、関係団体との関係構築と相互に活動を支援する。
中部国際空港は、これまでにドイツのミュンヘン国際空港、台湾の台中国際空港、米国のペインフィールド空港、シアトル・タコマ国際空港と姉妹・友好空港提携を結んでおり、ダナン国際空港は5カ所目となる。
ダナン国際空港と日本を結ぶ直行便としては、ベトナム航空が成田便、関空便をそれぞれ週7便運航している。中部国際空港との間では、2017年以降、ベトナム航空2便、格安航空会社(LCC)ベトジェット航空4便のチャーター便運航実績があるが、定期直行便は就航していない。