【中国】三井物産、上海でオフィスビルのリノベ事業[建設](2019/02/15)

三井物産は14日、シンガポール政府系のインフラ・不動産開発大手アセンダス・シンブリッジ・グループ(ASB)が上海市で進めているオフィスビル2棟のリノベーション事業に参画することで、このほどASBと出資関連の契約を締結したと発表した。ASBが設立した投資ビークル(ストラクチャード・インベストメント・ビークル=SIV)の持ち分45%を取得する。出資総額は約180億円を予定。

リノベーションを行うのは、徐匯区のアセンダス・プラザ(APビル)と、黄浦区のアセンダス・イノベーション・プレイス(AIPビル)の2棟。延べ床面積は、APビル(地上27階、地下2階建て)が4万4,000平方メートル、AIPビル(地上14階、地下2階建て)が2万5,000平方メートル。

今回の事業では、2棟の低層階をコワーキングスペース(共用オフィス)にリノベーションする。このうちAIPビルは既に完工しており、三井物産は今後、日系企業を中心とした入居企業の誘致で協力する。中国では現在、コワーキングスペース運営事業が拡大しており、AIPビルにはその米大手であるウィーワーク(WeWork)の傘下企業が入居しているという。

APビルは、再開発によりさらなる発展が見込める徐家匯エリアに立地し、AIPビルは人民広場や南京路歩行者街に隣接する交通利便性が高い場所にある。いずれも希少性の高い、優良立地のオフィスビルであることが事業参画を決める要素の一つとなったという。

三井物産とASBはこれまでにもシンガポールやマレーシアで共同事業を展開しており、今回のリノベーション事業は4件目となる。

三井物産は今後、中国で同様の事業を展開していくとしている。

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