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【台湾】崎陽軒「シウマイ弁当」限定販売、23日まで[商業](2019/01/18)

崎陽軒の「シウマイ弁当」を購入する来店者=17日、台北(NNA撮影)

崎陽軒の「シウマイ弁当」を購入する来店者=17日、台北(NNA撮影)

崎陽軒(横浜市)は17~23日、「微風(ブリーズ)」ブランドのショッピングセンター(SC)を展開する微風広場実業(ブリーズ)が台北市信義区で10日に開業した「微風南山」で、主力商品の「シウマイ弁当」(248台湾元=約880円)と「昔ながらのシウマイ4個入り」(89元)を数量限定で販売する。日本の駅弁文化をアピールするほか、横浜名物を売り込むことで、横浜への観光誘致につなげる狙いがある。

台湾版シウマイ弁当は、毎日午前11時と午後4時にそれぞれ50個ずつ販売。昔ながらのシウマイは正午から毎日200個を限定販売する。材料は現地で調達し、微風南山内の厨房で手作りする。

崎陽軒の担当者によると、昨年6月末に台湾の食品見本市で1日のみ出展したのが初めての海外販売で、今回は2回目となる。既に台湾で日本の駅弁販売を手掛けるまねき食品(兵庫県姫路市)を通じて、微風南山での共同出店が実現したという。崎陽軒とまねき食品の2社の弁当をそろえることで、日本の駅弁文化の地域性をアピールし、駅弁を通じて観光誘致につなげていく考えだ。

担当者はNNAに対し、「台湾にも駅弁文化がある。ただ、台湾の人は温かい駅弁を食べる習慣があると聞く。日本の冷めてもおいしい駅弁をアピールしたい」と強調した。

シウマイ弁当3つを購入した台湾人女性は、「偶然見かけて足を止めた。目新しさにひかれて買ってみた」と、笑顔で催事場を後にした。

崎陽軒の担当者は、今回の催事販売の反応をみて、今後、台湾で販売展開していく可能性も示した。

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