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【ミャンマー】ムセーマンダレー鉄道、事業化調査を開始[運輸](2019/01/08)

中国雲南省に接するミャンマー北東部シャン州ムセと、第2の都市マンダレーを結ぶ鉄道の建設に向けた事業化調査が6日に開始された。国営紙グローバル・ニュー・ライト・オブ・ミャンマーが同日伝えた。

調査はミャンマー国鉄(MR)と中国中鉄二院工程集団が行う。運輸・通信省によれば、4月13日までかけて実施するシャン州ナウンキオ―同州ラショーと、1月15日から4月2日に実施するラショー―ムセの2区間をまず調査する。

鉄道の総延長は431キロメートルで77本のトンネルを含む。7駅を設け、高速鉄道が時速160キロで走行する計画だ。事業化調査の期間は全体で2年以内で、完了後に運輸・通信省は建設工事の入札を行う。

中国とミャンマーの両政府は昨年10月、同事業化調査に着手することで覚書を結んだ。同鉄道は両国間を結ぶ「中国・ミャンマー経済回廊」を通るインフラの一環で、事業費や建設スケジュールは、事業化調査後に固まる見通しだ。ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相と、中国の習近平国家主席は2017年12月、中国が提唱する現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」のもと、中国・ミャンマー経済回廊の開発に合意している。

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