【シンガポール】チャン貿易産業相、南向通道の利用呼び掛け[運輸](2019/01/10)

シンガポールのチャン・チュンシン貿易産業相は8日、訪問中の中国・重慶で開催された経済フォーラムで講演し、両国の政府間プロジェクトとして開発された新たな海陸複合輸送ルート「南向通道」について、東南アジア諸国連合(ASEAN)の政府や企業関係者などの出席者に積極的な利用を呼び掛けた。

シンガポールと中国は2015年、中国での3つ目の共同開発事業を重慶で行うことを決定。これに基づき経済交流プロジェクト「重慶コネクティビティー・イニシアチブ(CCI)」を推進しており、南向通道もこの一環となる。

南向通道では、中国西部から広西チワン族自治区の欽州港までを鉄道で、同港からシンガポールまでを水路で結ぶ。チャン貿易産業相は「東南アジアから重慶まで貨物を運ぶのに、長江を使った従来の経路では3週間ほどかかったが、船と鉄道を組み合わせる南向通道では1週間以内で届く。コストはほとんど変わらない」とメリットを強調。「利用が増加し、効率性が向上すれば、コストもさらに急速に下げることができる」と述べ、ASEAN各国の関係者らに活用を促した。

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