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【タイ】EA子会社、BOIの充電スタンド認可1号[車両](2018/12/26)

タイ投資委員会(BOI)は25日、バイオ燃料の製造や発電事業を手掛けるタイのエナジー・アブソルート(EA)子会社、エナジー・マハナコンの電気自動車(EV)用充電スタンド事業を認可したと発表した。BOIが同事業を認可するのは初めて。

エナジー・マハナコンの投資額は10億9,200万バーツ(約37億円)。3,000プラグを設置する計画で、北部チェンマイ、東北部ナコンラチャシマ、東部ラヨーン、南部プラチュアプキリカン、プーケットなど全国に設ける方針。BOIのチョークディー副長官は、首都電力公団(MEA)や国営石油PTT、路線バス運行のバンコク大量輸送公団(BMTA)といった政府系企業が充電スタンドを試験的に設置しているが、民間企業による全国での充電スタンドの設置計画は、自動車メーカー各社の電動車投資を促すことにつながると期待を示した。

BOIはEVとハイブリッド車(HV)、プラグインハイブリッド車(PHV)への投資を振興する方針で、これまでにHVではトヨタ自動車、ホンダ、日産自動車、マツダと米国のフォード・モーターが折半出資する製造会社オートアライアンス・タイランド(AAT)、PHVではメルセデス・ベンツ、BMWの投資計画を承認。直近ではドイツの部品大手ドラクスルマイヤー子会社DTSドラクスルマイヤー・オートモーティブ・システムズ(タイランド)のEV用バッテリー事業(投資額5億4,200万バーツ)を認可した。

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