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【ベトナム】三谷産業の建設子会社、フエ支店の開所式[建設](2018/12/25)

フエ支店の開所式で握手を交わすACSDの三浦秀平社長(左)とトゥアティエンフエ省人民委員会のファン・ティエン・ディン副主席=21日、トゥアティエンフエ省(三谷産業提供)

フエ支店の開所式で握手を交わすACSDの三浦秀平社長(左)とトゥアティエンフエ省人民委員会のファン・ティエン・ディン副主席=21日、トゥアティエンフエ省(三谷産業提供)

三谷産業(金沢市)の子会社で、建設関連全般の設計・積算を手掛けるオレオ・コンストラクション・ソフトウエア・デベロップメント(ACSD)は21日、中部トゥアティエンフエ省フエ市で支店の見学会と開所式を開催した。同省人民委員会や、三谷産業が産学共同研究で提携するフエ科学大学の代表者ら約20人が出席した。

フエ支店は、フンブオン通りのBIDVタワーに入居する。ACSDの拠点は、ホーチミン市の本社、ハノイの支店に続き3カ所目。三谷産業はベトナムで24年前から事業を展開し、子会社8社、駐在員事務所を含む計15拠点を有するが、中部に拠点を構えるのは今回が初めてとなった。

ACSDは2001年の設立。新たに支店を開設することで、優秀な学生の採用・定着につなげ、コンピューター上に作る仮想3次元(3D)モデルに属性情報を付加する設計手法「BIM/CIM」業務を中心に事業を強化する。フエ支店の所属人数は当初12人で、19年度に40人、20年度に80人に増やす予定。これにより、同社の設計技術者は、3拠点合わせて約400人となる。

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