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【ミャンマー】エアアジア、ミャンマー拠点設立は断念せず[運輸](2018/12/21)

マレーシアの格安航空会社(LCC)大手エアアジアは、インドシナ地域戦略の一環として、ミャンマーでの拠点設立計画を断念しない考えを明らかにした。ミャンマー・タイムズ(電子版)が20日伝えた。

エアアジアはミャンマー大手財閥サージ・パン・アンド・アソシエーツ・ミャンマー(SPA)傘下のファースト・ミャンマー・インベストメント(FMI)の航空部門、FMIエアとミャンマーでLCCを設立する予定だったが、今年初めに計画を中止した。FMIエアは7月、航空市場の競争激化などで定期便・チャーター便ともに運航を休止している。

FMIとの計画が実現すれば、エアアジア・グループは東南アジアの航空市場の95%に参入し、ミャンマーで国際線と国内線の両方を運航する予定だった。

エアアジア・グループのマレーシア担当最高経営責任者(CEO)、リアド・アスマット氏は「現時点で実現時期は不明だが、ミャンマーでの拠点設立計画は継続したい」と話した。エアアジアは現在、ミャンマー、ラオス、カンボジアを含むインドシナ地域の7都市に就航。2019年には運航先をさらに増やす計画を明らかにしている。

ミャンマー当局は地場航空会社を保護する目的で、外資系航空会社による国内線運航を認めておらず、市場参入するには地場航空会社との提携が必要だ。

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