【ミャンマー】インフレ率、19年は8%以上で推移か[経済](2018/12/20)

世界銀行は先ごろ発表した経済見通しで、ミャンマーのインフレ率が来年3月末までに8.8%に達し、その後も8%以上で推移すると予測した。国際通貨基金(IMF)も19年のインフレ率が8%以上になると見通している。ミャンマー・タイムズ(電子版)が18日伝えた。

世銀によると、昨年は4~5%台だったミャンマーのインフレ率は、8月に過去2年間で最高値の8.2%を記録。同月以降も上昇傾向が続いている。

今年4月以降、ミャンマーでは、対米ドルでの通貨チャット安が進んだことで、コメや食用油を含む食品価格が約10%上昇したほか、原油の国際価格上昇に伴い国内の燃油価格も上昇。対米ドルのチャットは4月比で約18%下落した。

一方で、アウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相の経済政策顧問ショーン・ターネル氏は、「通貨供給量の増加を含むインフレの原因の多くは現在、排除されている」と説明。「ミャンマーのインフレ率上昇は一時的なもの。新たな外的要因がない限り、19年のインフレ率は5%前後になる」との考えを示している。

為替レートは現在、1米ドル=1,550チャット前後で安定推移している。しかし、世銀とIMFはともに、世界経済の停滞や米中貿易摩擦、米連邦準備制度理事会(FRB)が再利上げする見通しであることなどから、チャットが再び下落する恐れがあると警告している。

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