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【マレーシア】タクシー専用配車アプリ、2種類登場[運輸](2018/12/19)

マレーシアに新たなタクシー専用配車アプリが2つ登場した。オンライン配車サービス「グラブ」の台頭により苦境にあるタクシー業界にとって、業績回復の一助になることを政府は期待している。18日付スターが伝えた。

新登場したのは、「コールミー(caLLme)」と「タクシーゴー(TaxiGo)」。コールミーは当面、クアラルンプール国際空港(KLIA)と格安航空(LCC)専用ターミナル(KLIA2)のタクシー配車を専門に行う。同アプリは、マレーシア国家協同組合運動(アンカサ)と、タクシーやリムジン運営企業で組織する車レンタル事業者協会(PETEKMA)が共同開発した。

タクシーゴーは、地場キャブ・エムモビリティーが開発した。運転手にかかるアプリ利用料金は、運賃の一定割合ではなく、一回の乗車につき一律2リンギ(約54円)となっているのが特徴だ。

コールミーとタクシーゴーはそれぞれ、15日と17日に正式運営が始まった。それぞれの開始式典に出席したアンソニー・ローク運輸相は、タクシー業界の発展のため、配車サービスの重要性を改めて強調。2つの配車アプリの利用拡大を、消費者と運転手たちに訴えた。

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