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【タイ】メルセデス、EV「EQA」をタイ初披露[車両](2018/11/23)

ドイツ系の高級車メーカー、メルセデス・ベンツ(タイランド)は22日、バンコクで電気自動車(EV)ブランド「EQ」を紹介する展示会を開催し、コンパクトEV「EQA」のコンセプトカーをタイで初披露した。

EQAは1回の充電での航続距離が400キロメートル。容量60キロワット時(kWh)のリチウムイオンバッテリーを搭載し、5秒間で時速100キロメートルに加速できる。同社のローランド・フォルガー社長兼最高経営責任者(CEO)は、EQAのタイでの発売時期については明らかにしなかったが、「2022年までにベンツブランドでは各モデルに少なくとも1種類のEVを提供する。50種類以上のEVの投入を計画している」と述べた。

メルセデス・ベンツ(タイランド)は19年にもタイでリチウムイオンバッテリーの製造を開始する。国内向けと輸出用になる。メルセデスのバッテリーの生産拠点はタイのほか、ドイツ、米国、中国に置き、総投資額は11億8,000万米ドル(約1,330億円)になるという。またタイ国内では当面EVの充電スタンドの設置箇所を200カ所に増やす方針。

タイで初披露されたメルセデス・ベンツのコンパクトEV「EQA」=22日、バンコク(NNA撮影)

タイで初披露されたメルセデス・ベンツのコンパクトEV「EQA」=22日、バンコク(NNA撮影)

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