【ベトナム】日野ベトナム、ドライバー向けの講習会実施[車両](2018/11/23)

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日野モータース・ベトナムは22日、ホーチミン市でドライバー向けに安全・省燃費運転に関する講習会を実施した。日野のトラックを運転する個人事業主や運送会社の社員など26人が各種の講習やワークショップに参加した。

日野ベトナムは22日、ホーチミン市でドライバー向けの講習会を開催した

日野ベトナムは22日、ホーチミン市でドライバー向けの講習会を開催した

日野ベトナムは今年、ホーチミン市や南部ビンズオン省、同カントー市の顧客を対象に同内容の講習会を実施。12月にはハノイでも開催予定という。ホーチミン市の講習会は23日にも開催される。これらの講習会はディーラーを通じて参加者を募集したが、運送会社など顧客の要望に応じて各種の講習会を開催することもあるという。

講習会では、安全運転のほか燃費の無駄を防ぐ運転方法、点検について講習と実技を通して理解を深めることを目的としている。まず同社の小型トラック「300」シリーズと中型トラック「500」シリーズを使用し、ドライバーが講師と同乗して3キロメートルほど運転する。講師はドライバーの運転のクセを確認し、エンジンコンピューターから燃費のデータを記録する。

日野ベトナムの前田正実氏(エグゼクティブ・サービスアドバイザー)によると、「ベトナム人の運転手は、停止線の前からギアをニュートラルにして走行することが多い」と指摘する。この運転方法だと燃料の節約ができず、車両の総重量が大きいトラックになると停止コントロールが難しくなり危険運転につながる。

講習会では、各種のトレーニングを経て、こうしたクセを修正していく。講習の最後には運転指導をし、同じコースを走行した際に受講前と比較してどの程度変化があったかをデータで提示する。講習後に燃費が40%以上改善するドライバーもいるという。

【左】講習のはじめには、トレーナーが同乗してドライバーのクセを確かめ、燃費を記録する【右】実技のほか、セミナーと試験も実施される=22日、ホーチミン市

【左】講習のはじめには、トレーナーが同乗してドライバーのクセを確かめ、燃費を記録する【右】実技のほか、セミナーと試験も実施される=22日、ホーチミン市

■安全運転や点検について講習

技術面の指導に加え、セミナーでは、燃費の節約がどの程度コスト圧縮につながるのかについて具体的な金額を提示するなど、意識を高めることも目指す。燃費のほかに、シートベルト着用の重要性や飲酒運転の危険さを体感するカリキュラムも用意されている。また、始業前の点検のポイントや、効率的な点検方法についてもアドバイスする。

ベトナムのトラック運転手は若く、22日の参加者の平均年齢は37歳だった。前田氏は「ベトナムは、年齢が若い運転手が多いため、技能や専門知識の習得など学習能力が非常に高い」とし、講習前後の改善の度合いは非常に大きいという。

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