【中国】日本製品の輸出拡大、ジェトロがフォーラム[経済](2018/11/07)

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日本貿易振興機構(ジェトロ)は6日、中国国際輸入博覧会を機に日本製品の対中輸出拡大を図るためのフォーラムを、上海市内のホテルで開催した。フォーラムでは日本企業による中国人バイヤーに向けたプレゼンテーションのほか、輸入博での「ジャパン・パビリオン」開設を記念したセレモニーが行われた。

ジェトロによると、5日に開幕した輸入博には日本から約450社・団体が出展しており、国・地域別で最大の展示規模となっている。中でも食品・農産品ホールでの出展は109社・団体で、中国の展示会における日本からの同分野への参加としては過去最大規模という。

ジェトロの水井修理事はフォーラムでの挨拶で、「輸入博には日本各地から匠(たくみ)の心とイノベーション技術を持つ企業が参加した。日本人は“ものづくりの民”で、中には地味なブースもあるかもしれないが、よく見てもらうときらりと光る技術があるはずだ」と参加した中国人バイヤーにアピールした。

また水井理事は「日本もかつて1980年代から2000年代にかけて輸入拡大を進めた時代があった。これは貿易黒字の解消による世界との協調推進だけでなく、産業の高度化や国民生活の質的向上にも役立った」と今回の輸入博開催が、産業構造改革や消費のアップグレードを目指す中国の現状にかなったものだと指摘。さらに、今後は環境保護や省エネ、自動化、新エネルギー車(NEV)、ヘルスケアなどの分野で日中はいっそうの協力が可能とし、輸入博を機に両国企業のビジネスが拡大することに期待を示した。

来賓として挨拶した磯崎仁彦経済産業副大臣は、輸入博は世界の貿易、経済成長を促すことにつながると評価。日本企業にとってもチャンスで、博覧会を通じてビジネスを拡大してほしいと語った。

フォーラムでは、トヨタ自動車や伊藤忠商事、オムロンなどが自社事業や輸入博での出展内容などを説明した。トヨタは、新たな社会に対応した「モビリティーカンパニー」のコンセプトや自動運転技術などを紹介。伊藤忠は、今回の輸入博では出資するクロスボーダー電子商取引(越境EC)企業のインアゴーラやバイオベンチャーのユーグレナなどの事業や製品を展示しているとし、フォーラム参加者にブースへの立ち寄りを呼びかけた。

出席者による輸入博での「ジャパン・パビリオン」オープンを記念したセレモニー=6日、上海市

出席者による輸入博での「ジャパン・パビリオン」オープンを記念したセレモニー=6日、上海市

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