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【フィリピン】20年ぶり新ジムニー、来年にフィリピンへ[車両](2018/10/26)

スズキは、モーターショーで「ジムニー」の新モデルを披露している=24日、首都圏パサイ市(NNA撮影)

スズキは、モーターショーで「ジムニー」の新モデルを披露している=24日、首都圏パサイ市(NNA撮影)

スズキは、20年ぶりにフルモデルチェンジして7月に日本で発売した小型四輪駆動車「ジムニー」の新モデルを来年にもフィリピンで発売する方針だ。マニラ首都圏パサイ市で24日開幕した第7回フィリピン・インターナショナル・モーターショー(PIMS)で、スズキ・フィリピンの星倉周三副社長がNNAの取材に明らかにした。

星倉副社長は「ジムニーは世界中で根強い人気がある。フィリピンの愛好家の要望にも応えたい」と語った。近く予約受け付けを始める。

新ジムニーは静岡県・湖西市の工場で生産され、早ければ来年下半期(7~12月)にフィリピンで納車を始める方針だ。星倉氏は「フィリピンでは、まず70カ所以上あるディーラーに1台ずつ新ジムニーを置く」と述べ、消費者の反応を見極める考えを示した。予約から納車までの期間は、1年を超えることもあるとみる。

スズキは小型車「スイフト」、スイフトのセダン型「ディザイア」を世界戦略車と位置付け、アジア市場でのシェア拡大を目指している。フィリピンでは四輪駆動車などスポーツタイプの車へのニーズも高く、今回のモーターショーで初披露した。

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