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【シンガポール】プルーデンシャル現地法人、定年制を廃止[金融](2018/10/25)

英保険大手プルーデンシャルのシンガポール現地法人は23日、10月1日付で定年制度を廃止したと発表した。人口の高齢化に伴うもので、今後は従業員が無期限で働けるようになる。これまでは62歳が定年となっていた。

現法プルーデンシャル・シンガポールのウィルフ・ブラックバーン最高経営責任者(CEO)は声明で、「シンガポールの平均寿命が83.1歳となっている現在、もはや62歳定年制には意味がない」とコメント。老後の資金問題などを解消するため、従業員が好きなだけ働ける制度に変更したと説明した。ベテラン社員の能力を活用する意味でも、定年制廃止は有意義としている。

同社の従業員は約1,100人。現時点で62歳以上の人は6人いる。今後は62歳を超えても従来と同じ待遇で働くことができるという。

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