【韓国】蔚山市、現代自と燃料電池車の普及で提携[車両](2018/10/23)
蔚山市は、現代自動車や自動車品業者9社と、燃料電池車に関する覚書(MOU)を22日に締結したと発表した。自動車業界と包括的に連携し、普及を目指す。
現代自と部品会社らは、9,000億ウォン(約898億円)を投じ、年間3万台の燃料電池車を生産する計画。投資を通じ、2,200人の雇用創出を期待する。
蔚山市と現代自は燃料電池バスの投入でも協力する。往復56キロメートル(蔚山124番バス)の区間で1日2回運行する。韓国で正規路線に投入する初めてのケースとなる。充填は、2017年に開設した玉洞水素ステーションを利用する。
韓国政府はこれに合わせ、来年まで全国のバス路線に30台の燃料電池バスを投入する計画を発表。22年までにバス1,000台を含む、1万6,000台以上の燃料電池車の普及させる考えだ。