【中国】工業設備稼働率、3Qは76.5%に下落[経済](2018/10/22)
中国国家統計局は20日、第3四半期(7~9月)の工業設備稼働率を76.5%と発表した。前四半期(4~6月)を0.3ポイント下回った。
部門別では、製造業が76.9%となり、前年同期を0.4ポイント下回った。採鉱業は71.1%、電力・熱力・ガス・水の生産供給業は74.4%で、それぞれ前年同期を0.1ポイント、0.7ポイント上回った。
産業別では、石油・天然ガス採掘業(89.3%)、化学繊維製造業(82.5%)、コンピューター・通信・その他電子設備製造業(80.4%)が8割を超えた。前年同期比で稼働率の上昇が目立ったのは、専用設備製造業(78.4%、3.4ポイント上昇)、鉄鋼精錬・圧延加工業(78.7%、2.0ポイント上昇)。自動車製造業は79.6%で2.5ポイント下落した。
1~9月累計の工業設備稼働率は全体で76.6%となり、前年同期から横ばいだった。産業別では石油・天然ガス採掘業(87.9%)が最高。自動車製造業は80.6%で1.1ポイント下落した。