【カンボジア】ユーロチャム、経済制裁に反対表明[経済](2018/10/17)

在カンボジア欧州商工会議所(ユーロチャム)は15日、欧州連合(EU)がカンボジアへの事実上の経済制裁の手続きに着手したことについて反対を表明した。EUは慎重な判断を下すべきと強調している。

ユーロチャムは「民間企業の代表として、カンボジアの発展に大きく貢献してきた」と説明。経済制裁に踏み切れば長期的に悪影響がおよび、在カンボジアのEU企業に大きな脅威となると警鐘を鳴らした。長年の貿易促進への取り組みも台無しとなり、中国の影響力が拡大するとの懸念も示した。

一方、EUがカンボジア政府による野党弾圧や人権侵害などに懸念を示していることは理解しているとも説明。制裁ではなく、協力の中で改善を促すべきだと主張した。ユーロチャムはEUに対し、18~19日にベルギーのブリュッセルで開催されるアジア欧州会議(ASEM)首脳会議で、カンボジアの現状を説明するための協議を希望している。

欧州委員会は5日、野党弾圧や人権侵害を理由に、カンボジアへの関税優遇措置の停止を検討していると発表した。同日、カンボジア側に停止に向けた手続きに着手したと伝達した。

カンボジアのユーロチャムの会員企業は335社に上り、5万人以上の雇用を創出している。

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