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【インドネシア】ミスドがハラル認証取得、来年は3店舗新設[サービス](2018/09/28)

ミスタードーナツをインドネシアで運営するインドマルコ・プリスマタの子会社、ラガム・カルヤ・ブルサマは、このほどミスタードーナツの商品の材料や製造設備などがハラル(イスラム教の戒律で許されたもの)認証を取得したことで、積極的に店舗拡大をしていく方針だ。来年は新規店舗を3カ所設立する。27日付コンタン(電子版)が伝えた。

ハラル認証は8月29日、イスラム指導者会議(MUI)食糧・化粧品試験機関(LPPOM)から取得した。ラガム・カルヤのラウレンシウス社長は新設予定の3店舗について、「ジョクジャカルタ特別州や中ジャワ州スマラン、バリへの展開を検討している」と説明。また、「現在の主要顧客は25~35歳だが、より若い世代の取り込みを目指し、独立店舗を増やしていく」と語った。面積120~150平方メートルの店舗新設にかかる費用は30億~40億ルピア(約2,264万~3,018万円)という。

ミスタードーナツは現在、首都ジャカルタと西ジャワ州バンドン、東ジャワ州スラバヤに計8カ所の店舗を構え、インドマルコが運営する国内1,800カ所のミニマート「インドマレット」でも商品を販売している。ラガム・カルヤのスティーブン取締役(運営担当)は「1カ月当たりの販売個数は合計約200万個、前年比で4割増となった。店舗だけでなく、インドマレットでの販売増が貢献した」と説明。年内にミスタードーナツを販売するインドマレットを2,000店舗に拡大するとともに、1カ月当たりの販売個数を300万個に引き上げる目標を示した。

ハラル認証を取得したことを示すステッカー(右側のモニター下)が貼られた、ミスタードーナツFXスディルマン店=南ジャカルタ(NNA撮影)

ハラル認証を取得したことを示すステッカー(右側のモニター下)が貼られた、ミスタードーナツFXスディルマン店=南ジャカルタ(NNA撮影)

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