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【マレーシア】グラブ・フード、配達員がボイコット[サービス](2018/10/01)

東南アジアの配車アプリ最大手グラブのマレーシア法人、グラブ・マレーシアは9月28日、傘下の食品宅配サービス「グラブ・フード」で配達員のボイコットが発生したことを認めた。報酬支払いスキームの変更が原因という。スター(電子版)が伝えた。

グラブの広報担当者によると、ボイコットは9月27日に発生。ソーシャルメディア上の投稿によると、配達員たちは配達1件当たりの報酬が10リンギ(約270円)から5リンギに引き下げられたことに抗議し、一部で配達拒否に踏み切ったという。

ただし、新スキームでは1件当たりの配達報酬は減額したものの、1日5件の配達を完了した場合には10リンギのボーナスを受け取れる。また、1日当たりの配達30件につき90リンギ、特定の時間帯や地域では1件当たり3リンギのボーナスも発生するという。

グラブは「配達員とのコミュニケーション不足だった。新スキームのメリットを誠実に伝え、配達員からの理解を求める」とコメントしている。

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