【インド】北東部シッキム州に初の空港、来月から運航[運輸](2018/09/25)
インド北東部のシッキム州で24日、同州初の空港が開業した。式典にはモディ首相が出席。民放大手NDTVによると、航空便の運航は10月4日から始まる。
国内100カ所目の空港となるパキョン空港は、海抜4,500フィート(約1,372メートル)の高地に位置する。面積は約201エーカー(約81万平方メートル)で、1,750メートルの滑走路と116メートルの誘導路を持つ。国内航空網の拡充を目的とした政府の「UDAN」構想の下、60億5,000万ルピー(約94億円)で開発された。
格安航空会社(LCC)スパイスジェットが、首都ニューデリー、東部コルカタ、北東部アッサム州グワハティと同空港をそれぞれ結ぶ便を就航する予定。機材はカナダ・ボンバルディアの小型機「Q400」を使用する。
モディ首相は式典で「国内100カ所の空港のうち、35カ所が過去4年間に開港した」と述べ、現政権が航空網の拡大を積極的に進めている姿勢を強調した。