【フィリピン】大阪王将、群馬工場で比人実習生10人受入れ[サービス](2018/09/24)
餃子専門店「大阪王将」など飲食店チェーンを運営するイートアンドは21日、群馬県の冷凍食品工場でフィリピン人実習生10人を受け入れたと発表した。同社が外国人技能実習生を受け入れるのは2回目で、フィリピン人は初めて。
フィリピン人実習生を9月13日付で直接雇用し、イートアンド関東工場(群馬県板倉町)に配属した。同工場では外食用餃子の製造を手掛けており、実習生は水餃子の製造工程で実習を受ける。
イートアンドは、2017年11月にベトナム人実習生14人を受け入れていた。第3回として、今年11月にはベトナム人26人を新たに迎え入れる予定だ。
17年11月には技能実習法が施行されており、優良な実習実施者は、実習期間の延長や受け入れ人数枠の拡大などが可能となっている。
■海外50店以上に、東南ア強化
イートアンドは近年、海外展開を進めている。東南アジア諸国連合(ASEAN)では、12年8月に大阪王将の域内1号店をタイに出店。シンガポール(12年11月に1号店オープン)、フィリピン(14年2月)、ミャンマー(15年8月)、ベトナム(16年3月)、インドネシア(17年5月)と、矢継ぎ早に進出先を拡大している。
イートアンドの海外店舗数(ラーメン業態店など含む)は、今年6月末時点で53店。国・地域別では台湾の22店が最も多く、シンガポールが12店で続く。地域ごとでは、東アジア(台湾、中国、香港)が計27店、ASEANが計26店となった。