【マレーシア】航空業界、LCC専用ターミナル増設を警戒[運輸](2018/09/19)

マレーシアの航空業界で、格安航空会社(LCC)専用ターミナルの増設を警戒する動きが出ている。特定のLCCに特化したターミナルは汎用性がなく、フルサービスキャリア(FSC)が利用できないといった問題点があるためで、FSCの業界団体である航空会社代表者協議会(BARマレーシア)は国際航空運送協会(IATA)に接触するなど反対運動を展開している。18日付エッジ・ファイナンシャル・デーリーが伝えた。

マレーシアではクアラルンプール国際空港(KLIA)にLCC専用ターミナル(KLIA2)があるが、LCC最大手のエアアジアは、さらに多くのLCC専用ターミナル(LCCT)の設置を要望している。8月にはリム・グアンエン財務相が、エアアジアと空港運営会社マレーシア・エアポーツ・ホールディングス(MAHB)が、ペナンにLCC専用ターミナル(LCCT)を建設する計画について協議を行っていることを明らかにした。

エアアジアがLCCT増設を求める背景には、LCCTは最小限の施設で運営されるため利用する航空会社のコストが抑えられ、競争力を強化できることがある。これに対して、BARマレーシアはFSCに不利になるとしてLCCT増設の反発しており、エッジによるとMAHBに抗議の書簡を送った。

さらにBARマレーシアはIATAに同問題を持ち込み、LCCTには汎用性がなく、インフラの最適活用という理念から外れているとして介入を要請した。

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