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【インド】国鉄が22年までに完全電化、政府が承認[運輸](2018/09/14)

インド国鉄の路線網が、2021/22年度(21年4月~22年3月)までに完全電化される見通しだ。未電化の108区間の電化計画を、政府が12日の閣議で承認した。

インド国鉄の路線網の総延長は6万6,000キロメートル前後で、50%弱は既に電化されている。このほか約2万キロの区間で工事が進行中だ。新たに承認された区間の総延長は1万3,000キロ余り。工費は約1,213億ルピー(約1,900億円)と見込まれている。

路線網の電化では、国鉄の輸送能力と列車の運行速度の向上が見込まれる。国鉄は年間で約283億リットルの軽油を燃料に使用しており、事業費は1,350億ルピー圧縮される見通しだ。温室効果ガスの排出削減で、環境負荷も軽減する。政府によると、一連の工事では約2億400万人日(にんにち)の直接雇用が生まれる見通しだ。

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