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【ミャンマー】高速バスが料金値上げ、燃油価格高騰で[運輸](2018/09/12)

燃油小売価格の高騰を受け、ミャンマーの高速バス運行会社は料金引き上げを余儀なくされている。ミャンマー・タイムズ(電子版)が11日伝えた。

最大都市ヤンゴン発着の高速バスを運行するシュエ・マンダレー・エクスプレスの広報担当者は「燃油の高騰を受け、高速バス料金を500~1,000チャット(約36~72円)値上げした。引き上げ幅は行き先により異なる」と話した。

同業シュエ・シン・セッチャー・エクスプレスの関係者は「2日に高速バス料金を500~2,000チャット値上げした」とした上で、「マンヤーザー・エクスプレスは、全路線の料金を値上げしたと聞いている」と話した。

ミャンマーでは、燃油の小売価格が記録的な水準まで高騰している。ミャンマー燃油輸入・販売事業者協会が定める燃油の小売価格は現在、ディーゼル(軽油)が1リットル当たり1,010チャット、プレミアム軽油が同1,020チャット、レギュラーガソリン(RON92=オクタン価92)が同980チャット、ハイオク(RON95)が同1,030チャット。

燃油の高騰は、高速バス運行会社だけでなく、輸送各社やタクシー会社などにも打撃を与えている。あるタクシー運転手は「2年前のレギュラーガソリンの価格は1リットル当たり約550チャットだった」と述べ、現在の価格高騰に懸念を示した。

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