【中国】日産の新車販売、８月は４％増の12.7万台［車両］（2018/09/06）

日産自動車の中国法人、日産（中国）投資は５日、中国における８月の新車販売台数が前年同月比4.0％増の12万7,077台だったと発表した。このうち、東風日産乗用車（東風日産）と東風啓辰汽車（東風ヴェヌーシア）の合計が4.6％増の10万5,911台を占めた。

車種別ではセダン「シルフィ（軒逸）」が13.4％増の３万9,038台、スポーツタイプ多目的車（ＳＵＶ）「キャシュカイ（逍客）」が17.5％増の１万7,443台、「エクストレイル（奇駿）」が0.7％増の１万6,009台、セダン「ティアナ（天籟）」が8.7％増の9,295台、小型ＳＵＶ「キックス（勁客）」が21.4％増の2,434台と好調だった。ＳＵＶ全体では11.3％増の３万8,796台を売り上げた。

商用車事業は、東風汽車股フンと鄭州日産汽車の合計が2.5％増の１万7,304台だった。

１～８月の累計販売台数は、全体で前年同期比8.8％増の95万4,383台。このうち、東風日産と東風ヴェヌーシアの合計は9.8％増の79万7,138台、商用車事業は7.0％増の13万368台だった。東風日産は８月単月と１～８月累計の販売がいずれも過去最高を更新した。

日産（中国）投資は、今年の中国販売目標を160万台に設定している。