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【タイ】7月の外国人旅行者、3%増も中国が減少[観光](2018/08/22)

タイ観光・スポーツ省は20日、2018年7月にタイを訪れた外国人旅行者数が前年同月比2.9%増の317万5,981人だったと発表した。国・地域別でトップの中国が減少したものの、17カ月連続でプラス成長を維持した。

7月の外国人旅行者数を国・地域別にみると、中国が92万9,771人で最多だったが、0.9%減少した。21日付バンコクポストは、7月上旬に南部リゾートのプーケット島で中国人旅行者を乗せたボートの転覆事故の発生を受けて、キャンセルが相次いだとしている。2位以下はマレーシアが26.2%減の30万5,960人、韓国が0.7%増の15万3,524人で続いた。日本は6.6%増の12万8,134人で6位だった。

市場別では、東南アジア諸国連合(ASEAN)が6.6%増の83万8,369人、ASEANを含む東アジアが4.0%増の222万4,578人と拡大。南アジアと米州もそれぞれ4.8%増、1.2%増だったが、欧州は1.7%減となった。

1~7月の外国人旅行者数は前年同期比11.0%増の2,265万7,730人。中国が21.4%増の686万924人と全体の3割を占めた。

■観光収入は6%増

7月の観光収入は6.4%増の1,664億バーツ(約5,590億円)。国・地域別では中国人が4.5%増の514億バーツで最大だった。マレーシアが31.1%増の80億バーツ、米国が6.8%増の72億バーツで続いた。日本人による観光支出は10.3%増の56億バーツで8位だった。

1~7月の観光収入は14.4%増の1兆1,823億バーツとなった。

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