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【ベトナム】カレーのCoCo壱番屋、越1号店オープン[食品](2018/08/13)

「カレーハウスCoCo壱番屋(ICHIBANYA)」のベトナム1号店が、ホーチミン市で12日に開店した。ハノイや中部ダナン市といった都市部を中心に、向こう5年で10店舗にすることを目指す。

壱番屋は8日、「カレーハウスCoCo壱番屋」のベトナム1号店をオープンした。開店のセレモニーでテープカットをする関係者ら=ホーチミン市

壱番屋は8日、「カレーハウスCoCo壱番屋」のベトナム1号店をオープンした。開店のセレモニーでテープカットをする関係者ら=ホーチミン市

同日に開催されたオープン記念パーティーには、在ホーチミン日本総領事館の河上淳一総領事や日本貿易振興機構(ジェトロ)ホーチミン事務所の滝本浩司所長などが参加した。カレーハウスCoCo壱番屋の1号店は、ベトナム国内で最高層となる81階建て「ランドマーク81」内の商業施設「ビンコムセンター」の2階にオープン。日系のスーパーマーケットやコンビニエンスストアへの総菜の提供やレストラン事業などを手がけるロータス・グループがフランチャイズ(FC)展開する。

ロータス・グループのレ・バン・マイ社長はあいさつで「日本でカレーライスが国民から支持されていることを実感した。今ではCoCo壱番屋のカレーライスを食べるとほっとするほどカレー好きになった」と話した。また、タイやシンガポールのCoCo壱番屋が現地の人たちでにぎわう様子を見て、ベトナムにもカレーライスの文化を紹介したいと思ったという。「健康的で美味しいカレーライスで皆さんを笑顔にしたい」と語った。

メニューは、定番のカツカレー(11万8,000ドン=5米ドル、約560円)やほうれん草カレー(7万8,000ドン)、キッズメニュー(5万3,000ドン~)など。ごはんの量と辛さの調節が可能。辛さは、甘口・普通・1~5辛(5辛=日本の10辛に相当)を好みに合わせてオーダーできる。そのほか、海外店舗では定番のオムレツカレーも種類が豊富でサラダやフライドポテトなどのサイドメニューも充実している。

イベントには、主にアジアなど海外事業を展開する壱番屋インターナショナル香港の中村広佐総経理も出席。ベトナムでは今後、ハノイやダナンなどでの展開も視野に入れ「5年以内に10店舗を目指す」と話した。CoCo壱番屋は、日本国内をあわせて世界に約1,460店舗を運営している。海外事業としては2015年のフィリピン以来、アジア10カ国・地域目の進出となった。

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