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【インド】リクシル、インドで衛生陶器の生産を開始[製造](2018/08/10)

リクシルの瀬戸欣哉社長兼CEO(右)らが出席してニューデリーで会見を開いた=9日(NNA撮影)

リクシルの瀬戸欣哉社長兼CEO(右)らが出席してニューデリーで会見を開いた=9日(NNA撮影)

住宅設備大手のLIXIL(リクシル)は9日、インドで1カ所目となる衛生陶器の工場を稼働したと発表した。これまで輸入販売していた「グローエ」「アメリカンスタンダード」の2ブランドの衛生陶器を国産に切り替え、インドの衛生陶器市場に本格参入。10年以内に中国に次ぐ世界第2の衛生陶器市場となる見通しのインドで、業界首位を目指す。

1月に買収した地場の衛生陶器メーカーが南部アンドラプラデシュ州バヒマドールに持つ工場を半年かけて増強し、トイレや洗面台の生産を始めた。年産能力は100万台。2年以内にフル稼働し、数年後には年産200万台へと工場を拡張する計画だ。

工場の敷地面積は45エーカー(約18万2,000平方メートル)で、従業員数は約400人。リクシル・アジア・パシフィックのビジョイ・モーハン最高経営責任者(CEO)によると、インド国内の衛生陶器工場としては最大規模となる。

地場メーカーの買収と工場の設備改造に総額6,500万米ドル(約72億3,000万円)を投じた。うち、設備改造への投資額は約8億円。

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